タクシーの世界に入る前に知っておくべきこと。

タクシー業界に興味を持ったとき、
まず何より大切なのは情報収集です。
求人票・採用サイト・説明会。
そこに書かれていることは、基本的に良い面だけです。
どの業界でもそうですが、タクシー業界は特に顕著です。
1.情報収集は「広く・多角的に」
会社の言うことだけを鵜呑みにするのは危険です。
むしろ、実態を知るにはこの方法が一番確実です。
最低でも10人以上。
それくらい聞いていくと、共通点と矛盾が見えてきます。
方法は2つ。
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実際にタクシーに乗って雑談しながら聞く
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ブログ・掲示板・口コミ・質問サイトで比較する
ただしネット情報は、
地域差・会社差が極端なので注意が必要です。
「どこで働いている人の意見か」
これは必ず確認してください。
2.良い話も悪い話も両方集める
タクシー業界には、働く人の価値観が強く現れます。
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この仕事に感謝して働く人
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不満を抱えながら働く人
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ただ出勤しているだけの人
どれも本当です。
どれも存在します。
そして、会社と乗務員の認識のズレも少なくありません。
会社は
「ルール・安全・サービス」を求める。
乗務員は
「自由・効率・自分のスタイル」を重視する。
そのギャップが原因で、
良い職場でもトラブルが起きます。
3.タクシーのイメージが悪い理由
正直に言うと、
タクシー業界のイメージは決して良くありません。
その理由はシンプルです。
本人は悪意があるわけではありません。
ただ、他人から見れば理解不能な行動をとることがあります。
こちらが注意しても、
という反応になることもしばしばです。
これは経験の浅い若者ではなく、
人生経験を積んだ大人だからこそややこしい。
「教育」と言いますが、
子どもに教えるのとは違います。
価値観も習慣も完成した大人に、
“正解の基準”をすり合わせる作業です。
ここが難しい。
そして、多くの会社が悩む部分です。
4.それでも続くのはなぜか
では、それでもこの仕事を続ける理由は何か。
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時間に縛られすぎない働き方
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結果が給与に反映される明朗さ
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年齢や経験を問わず挑戦できる環境
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自分のペースで働ける自由さ
この4つに惹かれて残る人は多いです。
タクシーの仕事は「合う・合わない」がはっきりしています。
ただ、一度「合う側」に回ると、
ほかの仕事に戻れなくなる人も多いです。
結論:向いている人は、長く続く。
タクシー業界は、
給与・働き方・将来性――
すべてが“自分次第”で変わります。
良いところだけを見ても、
悪いところだけを見ても、
この仕事の本質は掴めません。
大切なのは、
そこだけです。
