
―― タクシーの仕事を始めたきっかけは?
もともとは、ビアバーをやっていました。
ただ、コロナの影響で状況がかなり厳しくなって、
収入面をどう補うかを考えるようになったんです。
そんな時に、
「近所にタクシー会社があるな」と思い出して、
正直なところ、深く考えずに副業として始めました。
特別に業界研究をしたわけでもなく、
理由は本当に「家から近かったから」です。
―― 実際に働いてみて、印象は変わりましたか?
変わりましたね。
思っていたより、ずっと居心地が良かったです。
一人で走る時間も多いですし、
必要以上に干渉されることもない。
自分には合っていました。
―― 売上面ではどうですか?
ありがたいことに、
今では売上は上位、
時期によってはトップになることもあります。
特別なことをしている意識はなくて、
淡々とやることをやっているだけです。
―― 大変なことはありますか?
正直に言うと、
クレームをいただくことはあります。
そのたびに、
「迷惑をかけてしまったな」と思いますし、
反省もします。
ただ、
それも含めて仕事だと思っています。
―― 収入面については?
結果的に、
本業だったビアバーよりも
タクシーの方が収入が安定しました。
これは正直、嬉しかったですね。
―― 今後については、どう考えていますか?
年齢のこともありますし、
無理なことはできません。
今は、
ビアバーとタクシー、
この二つを無理のない形で続けています。
どちらか一方に無理をかけるつもりはなく、
働ける限り、このスタイルで続けていく
というのが、今の考えです。
編集後記
このインタビューは、
「計画的な転職」の話ではありません。
きっかけは偶然
始まりは副業
続いた理由は相性
それでも、
仕事として成立し、生活を支えている。
タクシーの仕事には、
こうした入り方もあります。