紅葉の繁忙期でも落ち着いて安全に。エコロ21の運転意識

京都は春(3–4月)と秋(11–12月)に観光が最盛期。道が混みますが、ここ数年で当社の事故傾向は明らかに改善しています。乗務員一人ひとりの意識が上がった結果です。
一方で、低速域の“自損”は油断すると出やすい——私たちは今ここを重点的に減らそうと努力しています。
いまの京都で、私たちが大切にしている3つのこと
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先読み:歩行者・自転車・レンタカーの“予想外”を前提に、早めの減速と合図。
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ゆとり:速さより確実さ。車間を詰めず、強めのクラクションは使わない。
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安心:お客様には“安全優先の判断”をきちんとお伝えします(無理な停車や強引な進入はしません)。
攻撃的な運転は“速そうに見えて遅い”。落ち着きが一番速く、一番安全というのが私たちの考えです。
繁忙期に“よくある場面”でのふるまい(当社のスタンダード)
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迎車時:混雑地点の直前でいったん安全に待機し、安全に乗車できる場所へご案内。
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乗降扱い:後続の自転車・二輪をよく見て、無理をせず余裕のある場所で停車。
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細い路地:観光小路は歩行者優先。焦らず、通れないと判断したら回避します。
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悪天候:視界と路面を優先。急がず、確実に。
“自損”を減らすために、私たちが続けていること
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低速時こそ丁寧に:構内・狭路・縁石まわりは“歩く速さ”の発想で。
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二度見・一呼吸:右左折・バック・車庫入出庫はミラー→目視→一呼吸が合言葉。
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派手な新ルールより、基本の徹底:地味ですが、これが一番効きます。
これから入社を検討される方へ
当社の売上はアプリ配車が主軸(約7割)+流しの組み合わせ。未経験でも手順が明確で立ち上がりやすい環境です。
求めるのは「焦らず、確実に」を選べる判断力。スピードではなく、安全と信頼で評価される仕事です。
春と秋、京都は忙しくなります。だからこそ、私たちは“落ち着いて、安全に”。
安全は最上のサービスであり、あなたの大切な毎日を守る基盤です。
運行管理者はこれらの指導を徹底的に行いますが、やはり人間である以上、すぐに全員が完璧になるわけではありません。事あるごとに指導・教育は繰り返されます。そして、その指導に納得できない方は会社を去ることになります。これが現実であり、当社が「安全最優先」を崩さない姿勢の表れでもあります。
