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タクシー運賃の仕組みと最新料金情報:正しい理解で安心利用

 

タクシー運賃の仕組みについて、正しくご理解いただくためのご案内です。目的地に到着した際、メーターがちょうど上がった瞬間に「乗務員がメーターを操作した」といったコメントをSNSやネット上で目にすることがありますが、実際にはそれは誤解に基づくものです。

タクシーのメーターは、毎年必ず計量検定所による厳しい検査を受け、経済産業省の計量法に基づいて管理されています。検定に合格していなければ、タクシーとして運行することはできません。この仕組みにより、乗務員が意図的にメーターを操作して料金を不正に上げることは不可能となっています。

また、タクシー運賃は、初乗車料金、加算距離、時間距離併用運賃に加え、貸切料金(時間制運賃)や迎車料金も含まれています。さらに、時間指定料金、アプリ利用料、車種指定料金など、アプリ会社やタクシー会社によってさまざまな料金設定が存在します。各タクシー会社はこれらの運賃を運輸支局に提出し、正式な認可を受けた上で運行しているため、使用される運賃表は定期的な検査を経た正当なものとなっています。

こうした中、流しでタクシーを捕まえる場合は、待ち時間や状況によっては料金が最も安くなるケースもあります。しかし、止めたタクシーの料金設定が高かった場合は、結果的に利用者の負担が大きくなるため、注意が必要です。

なお、あくまで予定の情報ですが、夏の終わり頃に京都市域での値上げの可能性もあるとの情報もございます。次回タクシーをご利用の際には、メーターの動きや料金システムについてご確認いただき、安心してご利用いただけるようお願いいたします。