【とんでもない話、とある一乗務員の30年】

タクシー乗務員をやっていると、普通ではありえない出来事に出会う。
今回は、その“ほんの一部”をご紹介。
❶ 寝ぼけ誘導で逆ギレ!?
ある夜のこと。
「この道まっすぐでいいよ」と、お客様。念のため確認すると「大丈夫、こっちだから」と自信満々。
言われた通りに走っていたら、突然怒鳴られる。
「おい、どこ連れていく気や!」
いやいや…言われた通りに運転してるだけですやん…。
寝ぼけながら道を指示して、目が覚めたら「知らん場所」――そんな人、実は少なくありません。
※ちなみに、最初にちゃんと「住所」を伝えてくれたら、ナビで一発です。
❷ 誘導しながら寝る人、多数。
「ざっくりの方向だけ言って、あとは誘導するから」というタイプの方、結構います。
でも途中でウトウト…気づけば寝ながら誘導という謎現象。
ゴールまでたどり着ける人もいれば、なぜか全然違う場所に着いて怒る人も。
……いや、自業自得です。
❸ たまに現れる“困った人”
ごく稀に、ですが…露出癖のあるお客様に遭遇することも。
男性なら即アウト。女性でも…逆にリスクがある。
対応を間違えると、美人局(つつもたせ)っぽい展開になることも。
とにかく、常に冷静・無反応が鉄則です。
❹ 酔っ払いのタイプ別:優しい系とヤバい系
※あくまで個人の感想です。すべての人がそうというわけではありません。
酔っ払いのお客様は多いですが、案外「やんちゃ系」の兄ちゃんのほうが礼儀正しい。
「ありがとう」「ここでええよ」とサッパリしていて、筋も通ってる。
逆に怖いのは、営業・金融・小金持ち風など“普段しっかり者”のタイプ。
酒が入ると豹変して、理不尽な文句が飛んでくることも。
中でも驚いたのは、自分で財布をどこにしまったか忘れたお客様。
探し始めたはいいが――
「なんでお前も一緒に探さへんねん!」
……いや、それはさすがに無茶です。
そんな夜も、乗務員は黙ってハンドルを握っています。
乗務員という仕事は「人間ドラマの現場」
クレーム、爆笑、感動、スリル。
タクシーは、毎日が人間ドラマ。
30年もやっていれば、ちょっとやそっとのことでは驚かなくなります。
でも、だからこそ――
この仕事は飽きないし、奥が深い。
あなたも、ちょっとだけ覗いてみませんか?